京都の玄関駅は新たな中核拠点に

京都
きょうと
Kyoto

京都駅

 京都市の玄関口で、中心街からは南にやや離れていますが、市バスや地下鉄が連絡しており、ビジネスおよび観光の一大拠点であるとともに、新駅ビルの開業によって、雰囲気は大きく変わりました。

 大きく分けて、北側の烏丸口と、南側の八条口に分かれます(八条口については、JR東海のほうで紹介します)。このほか、西側の南北自由通路(跨線橋)、および東側の南北自由通路(地下道)のそれぞれに面して、改札が設けられています。

 駅のホームは長らく地平に設けられており、戦前から何度も高架化の動きがありながら、無期延期が繰り返されてきました。このため、現在の駅舎にかぎらず、歴代の京都駅舎は、常に南北それぞれに分かれる形で設けられ、橋上駅舎というスタイルはとっていません(南北の通路に面して改札が設けられているため、一部が橋上駅舎となっているということは可能ですが)。

 現行の駅舎は、原広史氏の設計によるもので、京都の景観を一変させるものとして賛否両論が起こりました。光がコンコースへ届くなど、光と陰のコントラストを使った空間を作る一方、上下のスペースに巨大な空間を設けて開放感を演出しています。もっとも、駅の規模が大きすぎるうえ、烏丸口中央改札前に人が集結するために身動きが取れず、居心地がよくないまま駅前に追い出されるような格好で移動する羽目になることもあります。駅ビルには、ジェイアール京都伊勢丹が入っているほか、土産物などを販売する店舗も多く、京都帰りの買い物などはここでほぼ済ませることができます。

京都駅烏丸口コンコース

烏丸口改札前の空間は高い吹き抜けになっており、左右へ店舗が散開する形になっています。ただし、どちらに行けば目的の店舗に到達できるかがわかりにくく、通行量の多さもあいまって、配置がスッキリしている割に迷子になりやすい構造になっています。《2005年3月13日撮影》

 東西の2個所に跨線橋があり、比較的余裕のある配線となっています。そのいっぽうで、南北の移動に必要な距離が大きいうえ、ホームそのものが長いため、乗り換えによってはかなり歩くことになります。

 大まかにいうと、北西側の頭端式ホームが山陰本線、烏丸口(北側)に並ぶ1面プラス島式ホームが東海道本線・湖西線、八条口(南側)方面の頭端式ホームが奈良線となっています。烏丸口に接する1番ホームは、日本でいちばん長いホームとして有名です。

 烏丸口の駅前には巨大な広場が設けられていますが、歩行者が移動できるスペースが多く、バス停へすぐにアクセスできるほか、道路の横断にも跨線橋を昇降する必要がない点は、高く評価できます。

乗り場

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駅名の由来

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歴史

 大阪方面から開業した区間の終着駅として開業しましたが、実際には、公式開業前年の1876年9月に仮停車場が設けられて営業が開始されていました。その後、大津方面への路線が稲荷経由で1897年8月18日に開業しましたが、1921年8月1日には山科経由の開業に伴い、東海道本線のルートが大きく変わりました。1897年には京都鉄道が乗り入れ、1907年8月1日に国有化されています。この当時の初代京都駅は「七条ステンショ」と呼ばれ、レンガ造りの左右対称、切り妻が目立つ駅舎でした。

 1914年には早くも貨物扱いを廃止して、西側の梅小路駅に機能を譲っています。この時期には手狭な印象が否めず新駅舎の建築が要請されましたが、大正天皇の即位式に間に合わせる必要が出てきたため、当時計画されていた高架化を中断して新駅舎の建造が急がれることになり、2代目の駅舎は1914年に竣工しました。設計は渡辺節で、直線を多用したスタイシッシュなものでしたが、1950年に消失しています。その後、3代目の駅舎が建造されましたが、より機能的でシンプルなデザインになりました。待合室や売店などのスペースを確保し、旅客の流動をスムーズに図っています。現在の駅舎は、4代目にあたります。

 これらの駅舎に共通するのは、将来の高架化に備えてホームから少し距離を置いていることにありますが、今に至るまでホーム高架化への具体的な動きはありません。

周辺の見どころ

KYOTO手塚治虫ワールド【未訪】

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東本願寺

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渉成園

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京都国立博物館

 京阪-京阪本線:七条を参照のこと(未記述)。

三十三間堂

 京阪-京阪本線:七条を参照のこと(未記述)。

西本願寺

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梅小路蒸気機関車館

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toji教王護国寺(東寺)

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その他

《乗り換え》JR東海-東海道新幹線:京都(南側の八条口方面)、近鉄-京都線:京都(同左)、京都市-烏丸線:京都。乗り換え所要時間はホームにより大きく異なるので省略

【京都中央郵便局】烏丸中央口から西へ徒歩4分、風景印あり。1996年2月22日訪問。

2004年10月2日、加筆修正
2005年9月2日、写真を追加のうえ加筆修正

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