製紙・パルプ工業の盛んな八代市の玄関駅ですが、駅は市街地から離れており、八代城跡や八代市役所のある中心街へは2.5kmほどの距離があります。駅のすぐ裏手には、日本製紙八代工場があり、もうもうと立ち上る煙が鼻をつきます。
鹿児島本線と肥薩線の分岐駅であり、九州新幹線開業前は鹿児島本線の複線区間の終点だったこともあり、駅構内はゆったりと広くなっています。その一方で、駅舎は木造の小ぶりなもので、待合室などもコンパクト。トタンの軒がはりめぐらされているためわかりにくいのですが、切妻屋根の下に見える板張りはかなり古いものをそのまま使っており、年季が感じられます。
肥薩おれんじ鉄道の駅は、八代駅本屋側ホームの南側を使っており、別改札となっています。
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1896年11月、九州鉄道によって、熊本方面から開業しました。その後、球磨川沿いを進むルートが着工され、1908年6月1日に人吉まで開業していますが、この際にはスイッチバックして折り返す格好になっていました。その後、海沿いのルートが着工され、1923年7月に日奈久(現・日奈久温泉)まで開通した際に、八代駅は現在位置に移転し、旧八代駅は球磨川駅と改称して貨物専用駅となりました(1945年6月9日かぎりで八代駅に併合。実際の使用停止日は確認中)。1927年10月17日に、八代-川内-鹿児島の全線が開通し、これにあわせて川内経由の沿岸ルートが鹿児島本線となり、人吉経由の山越えルートは肥薩線と改称されました。
1970年7月には川尻-八代が複線化され(これによって八代以北の鹿児島本線複線化完了)、1970年9月1日には電化されました。さらに、2004年3月13日に、九州新幹線の新八代-鹿児島中央が開業すると、八代-川内は、第3セクターの肥薩おれんじ鉄道に移管されました。人吉方面に向かう肥薩線は、従来どおりJR九州によって運行されています。
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《乗り換え》肥薩おれんじ鉄道(徒歩1分)
【八代駅前郵便局】駅正面、徒歩2分。未訪。
2003年10月18日
2004年3月23日、加筆修正
2005年4月13日、加筆修正
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